CONCEPT

“SAVE THE VOICE ~これからも歌い続けるために”


新型コロナウイルスの影響により、音楽業界のみならず、世の中全体が大変な状況にありますが、この先にある希望を信じて、音楽活動を継続してきました。しかし、その矢先、弊社所属のバンド・AGGRESSIVE DOGSのフロントマン・ボーカルのUZI-ONEが体調を崩し、病院で診察を受けたところ、がん(悪性腫瘍)が見つかりました。肺がんでステージは2~3(2B期)との診断結果でした。そこで今回は、今後がん治療を受ける上で必要とされる高額な費用をまかなうため、皆様方のご支援を賜りたいと考えております。


有限会社ストンピングラウンド


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<はじめに>


 AGGRESSIVE DOGSは1983年に北九州市小倉で結成され、今年で結成37年目を迎えるバンドです。これまでに数多くの作品を世に送り出し、海外のバンドを積極的に日本に呼んでライブを行うなど、日本の音楽シーンを活性化させるための活動を行ってきました。そのバンドにおける結成時からのリーダー兼ボーカリストが、今回がんの診断を受けたUZI-ONE(森藤宣嘉)になります。


 ここであらためて今回の経緯をご説明させていただきます。


 本人が体調を崩して病院で診察を受けたのが、今年の8月26日のことでした。喉と肺に違和感があったことから、当初は新型コロナウイルスの感染を疑っていたそうです。ライブを自粛するなど、感染予防は徹底していたものの、未知のウイルスであることから感染していた場合の他人への影響を考え、すぐに近くの病院にかかりました。


 案の定、CTスキャンを撮ると肺に白い影が見られるとのことでした。新型コロナウイルスに感染すると肺炎を発症すると聞いていたので、本人は「一体どこで感染したのだろう?」と思いを巡らせていたそうです。しかし、次に医師の口から出たのは、本人もまったく想像していなかった言葉でした。


「肺がんの疑いがある。すぐに精密検査をする必要がある」


 まさに寝耳に水の出来事で、本人もまったく実感の湧かないまま、国内有数のガンの治療実績があるという順天堂大学病院と千葉県の南房総にある亀田総合病院という2つの大きな病院で、より詳しく調べることになりました。そこであらためて胸部CT検査を受け、さらに細胞を採取して肺の組織を調べる病理検査を行ったところ、「左上葉肺腺癌 非小細胞肺がん」であるとの確定診断を下されました。


 その後、PET検査を受けると肺に2つの腫瘍があることがわかり、血液検査で判明したCEA (腫瘍マーカー) の数値は、通常の基準値が1.0~5.0ng/ml以下のところ、956ng/mlという高い数値を示していました。それは転移の可能性が高いことを意味し、実際に左肺のリンパ節への転移が確認されたとのことです。


 以上が、がんの診断を受けるまでの経緯となります。


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<クラウドファンディングでのお願い>


 今後、そう遠くないうちに、がん治療を始めていかなければなりません。しかし、そこには大きな問題があります。


 現在がんの治療法は、外科手術、放射線治療、化学療法、その3本柱とされています。その中でも一般的に行われているのが、腫瘍を直接的に取り除く外科手術になりますが、医師の話はもとより、色々と調べを進めていくと、その治療法では完治する確率が高い一方、腫瘍のある部位(左肺)を切除することにより、声を失う可能性があるとのことでした。


 その中で声を失わずにすむ唯一の方法があります。それが重粒子線治療(放射線治療の一種)です。重粒子線を集中的に腫瘍に向けて照射することで、外科手術と同じくらいの治癒率を誇りながら、身体への負担が少ない治療法です。現在までに担当医からは、1日1回の照射を合計16回に渡って行い、総線量72Gy(REB)を照射するという治療プランを示されています。


 しかしながら、最大のネックが治療費です。この治療法は、保険適用が効かない先進医療のため、高額な費用が必要となります。そこで重粒子線治療を受けるため、今回クラウドファンディングという形で、皆様方のご支援をお願いしたいと考えています。


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<さいごに>


 声を失うこと、それはバンドマンとしての37年間のキャリアを終えることを意味しています。しかし、本人は生きることのすべてを音楽に捧げてきました。これからも歌い続けていきたいという思いは変わらず、まだまだやり残したことがあり、こんなところで終わるわけにはいかないと考えています。


 いまから18年前、本人は実の兄を血液のガンといわれる白血病で亡くしています。若くして生を断たれたお兄さんとの最後の約束、それが死ぬまで歌い続けるということでした。


 皆様方のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


有限会社ストンピングラウンド


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<本人からのメッセージ>


皆様にご報告です。

こんな形でつらいですが、自分の事で伝えたい事があります。

実は少し前から体の調子が悪くて、病院に毎日通い、

はじめは小さい病院から、その後は大学病院に通って検査をしました。

血液検査でCEA (CLEIA)の数字が大きいです。

通常の人は0~5 ですが、自分は956あります。

それで大学病院に行き、色々な検査をした結果、残念ながら肺がんでした。

癌のステージは1ではない状況です。

今後、肺がん治療に専念していきますので、

ツアー&ライブは少しの間、延期になります。

ご迷惑をかける事もありますが、あたたかく見守って頂けると幸いです。


必ずこの場所に戻ってきます。そして必ず声を聴かせる事を約束します。


"焦がすが魂 我の道!!  SAMURAI HARDCORE!!"


宜しくお願い致します。


AGGRESSIVE DOGS UZI-ONE / 森藤宣嘉

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